好日性サンゴの鮮やかな色彩は自然環境での豊かなスペクトルと深く関係しています。ところが多くのアクアリウム用LEDは実際にサンゴが生育している環境光を再現できていません。交換球の製造が中止されてきているアクアリウム用メタルハライドランプのスペクトルを測定するとかなり様々なスペクトルを含むことが分かります。メタルハライドランプでは飼育の容易であったハタゴイソギンチャクですが、LEDのシェアが増えるにつれ「上手く飼えない」「イソギンチャクが光から逃げる」というお客様のご相談が非常に増えているのはこういった自然界とかけ離れた光が一因なのでは?と考えました。そこでコーラルラボでは実際にサンゴの生息域であるフィリピンやオーストラリアグレートバリアリーフへ赴き市場に出回っている主流種の生息スペクトルデータを採取し、珊瑚が生息する海底に降り注ぐ太陽光の波長を再現しています。
従来型アクアリウム照明との大きな違い
太陽光の波長を実際に計測
コーラルラボでは実際にサンゴの生息域であるフィリピンやオーストラリアグレートバリアリーフへ赴き市場に出回っている主流種の生息スペクトルデータを採取し、珊瑚が生息する海底に降り注ぐ太陽光の波長を再現しています。
コーラルラボが販売するアクアリウムLED照明と従来より販売されているアクアリウム用照明の大きな違いは、「水深で計測された太陽光の波長を再現できているか?再現できていないか?」という点です。従来より販売されているアクアリウム用照明は、水深での太陽光の波長が再現できていないのに対して、コーラルラボが販売するアクアリウムLED照明は、「水深で計測された太陽光の波長が再現できている」という点が大きな違いです。
上記の内容について、より具体的に以下にまとめます。
「太陽光」の波長を再現できてる
オーストラリアグレートバリアリーフで実際にストロベリーが生息する水深10メートルで計測した太陽光の波長と、従来から発売されてきた既製品のLED、T5、メタハラの波長を実際に比較すると以下のようになります。
海中での太陽光の波長と、従来より発売されてきたLED、T5の波長を比較してみると、明らかに異なることが把握できるかと思います。
メタハラは、海中での太陽光の波長に近く、ミドリイシやハタゴイソギンチャクの飼育ができたのですが、今後メタハラに変わるより自然の太陽光に近い照明が求められてきました。
コーラルラボが販売するアクアリウムLED照明は、京セラ株式会社の持つ最新蛍光体調合技術でサンゴやイソギンチャクの生息域に近い光を再現することに成功しました。
生体への影響確認の為、サンゴ内褐虫藻の状態も調べ商品開発しております。「サンゴにやさしい光」を是非お試し頂ければと思います。
次に、アクアリウムLED照明の特徴について、以下のページで解説していきます。
商品詳細
コーラルラボが実験協力に携わったアクアリウム専用照明は、「マリンブルー(Marine Blue)」、「ディープブルー(Deep Blue)」、「アクアブルー(Aqua Blue)」、「ナチュラルホワイト(Natural White)」の4種類の光質に分かれます。それぞれの商品の詳細については、以下のページでご紹介しています。